風が作り出すビッグ ウェーブ

2018年02月08日

富良野スキー場のある夕張山脈の山の一つ、「富良野西岳」という山があります。この山、スキー場から登山道もあり山頂から1時間30分程度の登山が楽しめます。最近では、冬山登山でも訪れる人が増えてきました。ウレシパも久々に行って参りました。

尾根伝いに登山道が続いているのですが、その尾根が山の裏側から吹き上げる風が雪を巻き上げ、写真のようにどんどん雪がせり出してきます。風が作り出す天然の造形物。雪庇と呼ばれているものですが、発達してここまで大きくなっていました。まるでビッグウェーブが一瞬にして凍りついてしまったように見えます。

また、風が吹き抜けるところは地層のような雪層が見えます。夏にはない冬にしか見られない風景が富良野では見られます。マイナス20度、30度近い厳しい極寒の地ですが、その厳しさを表現し、形になったもの・・・厳しさが増せば増すほど美しい、私たちを魅了してやみません。

日常的に見られるダイヤモンドダストやサンピラーと呼ばれる現象など、樹氷、霧氷、だけではありません。ここ富良野に降る雪は不純物が少ないせいか、雪の降り積もった隙間を覗いてみると、ブルーに見えます。雪の結晶は、まさにザ・雪の結晶です。6角の左右対称はまるでメジャーで計ったかのような正確さです。この雪の結晶一つ一つどれも同じものはありません。ここまで雪の結晶がクリアに完全な形で観察できる、しかも、降り積もった車のフロントガラスの上、降ってきた雪を手のひらで受け止めると、結晶を簡単に観察できます。ただの雪の塊が降ってくるのではありません〜!一つ一つがこの雪の結晶でこの結晶がひらひらと?はらはらと?キラキラと?どう行った表現がふさわしいのかわかりませんが・・・。誰が作ったのか?

飽きることのない風景が、富良野でも見られます。