十勝岳山麓ハイキング

2017年07月06日

暑い〜〜!!
「北海道なのに、こんなに暑いと思いませんでした〜。。。。」
今日は、本当に暑かったですねぇ。湿度高めの北海道らしからぬ夏日でした。そもそも富良野は、盆地気候なので、夏は暑いのです。
だけど、湿度はもっと低く、カラッとした暑さなのですが、湿度100%に近いとあちぃ・・・・・ってなりますね。

さて〜、今日は東京からお越しのお客様で、ここ数日ずっとMTBで富良野美瑛を駆け抜け、本日最終日に十勝岳方面でハイキングをしたいというご所望を受けてちょこっとご案内してきました。

ここ十勝岳は、30年ほど前に2年間で28回の噴火を繰り返しました。その前の噴火もちょうど30年ほど前に噴火しており、現在も肉眼ではっきり確認できるほどの噴煙が上がるれっきとした活火山です。
今日も黙々と煙が上がっているのが見えます。今までの噴火の歴史がまだまだ見られるのがこの十勝岳ハイキングルートです。

白銀荘という温泉施設からほぼアップダウンのない横移動のトラバースで望岳台と呼ばれている泥流が流れたあとが見られるところまで、ゆっくりと歩いて約1.5時間程度です。

このあたりは歩いてみると本当に自然の威力を見せつけられます。急にとどまつなどの針広混交樹林帯が白樺の群生林になっていたりします。繰り返される火山活動により泥流が流れ、山火事が起こりあたり一面何もなくなったあとにまず生えてくるのが、この白樺です。植生の再生される様がよくわかります。面白いですね〜^^

数日前に雨に降られ沢の水が心配されましたが、水も引いており渡渉は何なくクリア!

7月に入って、高山植物たちが一斉にお花を咲かせています。このハイキングルートは標高的には、1200mぐらいなのですが、それでも「イソツツジ」「ウコンウツギ」「シラタマノキ」などといったお花が真っ盛りです。きっと花の百名山の一つ富良野岳はもっとすごいお花畑が見られることでしょう〜。

この火山の噴火によってマグマが固まりそれが降り積もってゴツゴツした溶岩の塊の石が降り積もったようになっています。実はそこをねぐらとする生き物が「ナキウサギ」です。
よーく耳をすましておけば、ナキウサギの鳴き声が「ピッ」「ピシッ」と聞こえてきます。今回も鳴き声がするものの、姿を見ることはできませんでしたが、ゆっくり時間があれば、腰を据えて観察するとナキウサギの姿も見れることでしょう〜。

実はこの十勝岳連峰と富良野スキー場のある夕張山系(富良野西岳、芦別岳を含む)は山の生い立ちが違います。

十勝岳は今も見ればわかる通り火山活動によってできた山々です。富良野スキー場のある山は、大陸のプレートの動きによって隆起した部分、つまりプレートの動きによって地表にシワがよったこのシワの部分なのです。この動きから、富良野スキー場の稜線沿いは何とっ恐竜が地球上で繁栄していた時代・ジュラ紀の地層が表面で見られるのです〜!!!

毎年、この地質の研究を行っている東北大学の先生が富良野に研究に来られているのですよ〜!いや〜深い。。。面白いですね!

そんなハイキングルートは比較的無理なく歩けるルートですが、やはり足元がガレ場が多いため、しっかりした靴で歩かれた方が良いですね。あと、天気や状況によっては、ハイキングを中止するなど安全面も考えていかれることをお勧めします。