ミツロウキャンドル・ラボラトリー

2018年12月02日

クリスマスも近いということもあり・・・、聖夜を灯すキャンドルに一番ふさわしいのは!!やっぱり、ミツロウキャンドルでしょう!!

ミツロウ。

ウレシパ◆フラノの体験プログラムでも、ミツロウ&キャンドルそしてキャンドル立て手作り体験を実施していますが、このミツロウっていうのは、本当に貴重なミツバチの作り出した超エコなものなのです。

人がミツロウという存在に気がつき、利用してきたという証拠が残っているのは、古代エジプト時代からだそうで、ミイラの保存に使用されてきたようです。ミイラの保存に使われた理由としては、ミツロウの持つ抗菌作用がミイラ保存には最適だったのでしょうか。

その後、灯りとして利用されたり、紀元前ですが、お金として物々交換にも利用していた時代もあったようです。それほど、効果でミツロウの持っている色が太陽の色に最も近いと信じられていたそうな。

そんなミツロウですが、日本では明治時代にセイヨウミツバチを使った養蜂が中国経由で伝わってきたことをきっかけに知られるようになったという、まだまだ馴染みが薄い存在?かもしれません。

しかし、このミツロウ。たくさんの良い点があります!

ミツロウの灯りは1/fのゆらぎとも言われていて、小川のせせらぎ、星の瞬き、鳥のさえずりや波の音と一緒で自然界のゆらぎとも同調し、それによって副交感神経を優位にしリラックス効果が得られるのだそうです。炎の灯りを見ているだけでもヒーリング効果が期待でき、さらに、燃焼することで空気の清浄化作用もあることもわかっているそう。

ゆっくりと燃焼し、完全燃焼することでススが出ない!ミツロウは燃焼すると「マイナスイオン」が発生します。そのマイナスイオンはなんと、滝の4から6倍!とも言われるそうです〜!

ウレシパ◆フラノのミツロウは、瀬尾養蜂園さんの日々の管理業務中に出る「無駄巣」と呼ばれるミツバチたちの巣をいただいて、自分たちの手でミツロウを抽出し、不純物を取り除いただけのミツバチが作り出した天然100%、未精製のミツロウです。ですので、ミツロウが持っている独特の香りを嗅ぐことができます。

ミツロウの色にも特徴があります。ミツバチたちが作った巣の場所、季節によって色も変わります。無駄巣を採取するタイミングによっては、太陽の力によって漂白されて白い色のミツロウになっている場合もあります。

匂い、香り、色・・・富良野の環境「そのもの」なのかもしれません。

いいことばかりを書いていますが、ミツロウの成分には花粉由来のものも。また幼児のお子さんに注意しなくてはならない「ボツリヌス菌」などのアレルギーが100%ないとは限りませんので、注意が必要ですね。

でも、もし興味があれば、ミツロウをぜひ手にとってみてください。私たちウレシパ◆フラノもこんな素敵な天然エコ素材を皆さんにもっと知ってもらいたいなぁと思っている今日この頃です。