セイヨウマルハナバチが我が家の土台コンクリの隙間に〜!
先月から、蜜蝋キャンドル作り体験で使用するミツロウをろ過したり、無駄巣を保存している倉庫で何かと作業をすることが多かったのですが・・・、無駄巣に残っているアカシアの蜜に「セイヨウマルハナバチ」が頻繁にやってくるのです。今までももちろんいろんな訪問者がやってきていましたが、このずんぐりむっくりのお尻の白い奴、「セイヨウマルハナバチ」を見かける頻度が高くなっていました。
昨日、いつもと違う玄関前のところのスペースを使って、キャンドル作り体験の片付けを行っていた時のことです。
なんと!かがんで初めて気がつく家の土台のコンクリの隙間。この隙間から例のセイヨウマルハナバチが出てくるではないですか〜!!!
しばらく観察していると、後ろ足の花粉籠にいっぱいオレンジ色の花粉をつけて戻ってくる奴もおります〜!え〜〜〜〜!!マジか〜!
しかも、セイヨウマルハナバチは特定外来種に指定されているハチです。もともと、大半はトマトの受粉に取り入れられたのが始まりですが、ハウスから逃げ出したハチが北海道全道的に帰化。昨今では、このセイヨウマルハナバチが問題になっているというのです。
在来のマルハナバチやその他の生態系に外来種の強い生命力が在来種に強く影響を及ぼしてしまっているのだとか。私たちの食卓に欠かせないトマト。セイヨウマルハナバチはこのトマトの花粉だけを実に効率よく集めて回るのだそうで、結果、トマトの受粉がすこぶる効率よく行われるのだそうです。
しかしながら、3年ほど前から、この外来種の帰化が進みすぎ?新規就農トマト農家はセイヨウマルハナバチを使った受粉ができなくなったそう。お世話になっている黒木農園さんもこのハチが使えないとおっしゃっておられました。
しかし、人間の勝手でヒーローだったのがたちまち悪者扱い。実際にこの問題に直面すると、なんとも言えない複雑な思いもあります。だからと言ってこのまま放置しておいていいのだろうか。。。
ミツバチと一緒のハナバチです。温厚な性質らしく、出入り口でガタガタやっていても全く襲ってくる気配はありません。見た目通りの優しそうなハチです。
はて?そう言えば、花を回ってるんだから、花蜜も集めてるんじゃないの!?
とはたっと思い、そういや、ミツバチはハニカム構造の巣を作りますが、こいつはどんな巣を作るんだろか〜?
実際にこの家の下に作っている巣を見れればいいのですが・・・がっちりコンクリートの隙間なので、胃カメラのような特殊なカメラでないと全く内部がわかりません!!
果たしてどれぐらいの大きさに巣はなっているのだろうか?
インターネットで検索してみると・・・、セイヨウマルハナバチの巣が意外にもグロテスクなことにびっくりしました。まるでエイリアンの卵、一個づつマユのようになってます!ミツバチや他の危険とされるアシナガバチ、オオスズメバチなどみんな六角形のハニカム構造なのに〜!!意外!
いや〜、ウチの巣はどれぐらいまで大きくなってしまっているのか・・・。何れにしても、やはり除去すべきでしょうね。。。