富良野の秋を閉じ込める!

2018年10月10日

先月の後半から、富良野市街地でも紅葉が始まっています。

お天気がいい日は、青空に紅葉が映えます。秋の空の青が深いこと深いこと。宇宙の色が透けて見えるようなそんなイメージです。そして、広葉樹の葉がまぁ、カラフルですこと!

はっとこの落葉を見ていて思いました。この葉っぱの色を留めておく方法はないもんかいな!?

調べると、色々と出てきますが、なんと!ミツロウをコーティングすることで落ち葉の色止めができるようなことを行っている海外のブログがチラチラと見受けられます。

ミツロウキャンドル手作り体験で使う、どんぐりなんかも、やっぱり秋に収集しておかなければ、なかなか新鮮なものは手に入りにくくなります。先日から、チョロチョロと紅葉する公園を歩いていましたが、今日は、早速落ち葉ひろいです。

朝日が丘公園には「あかなら」という喫茶店がありますが、その名前の由来がわかりました。気がつきませんでしたが、いっぱいあかならの木が植わっています。あかならのどんぐりは、ミズナラより丈夫で硬い。なので、虫食いも少ないし、カビもそんなになくとっても扱いやすいどんぐりなのです。

どんぐりも拾います。落ち葉も拾います。カラーグラデーションが本当に信じられないぐらい綺麗です。自然が作り出す色。なんとも感動的な色です。この色を閉じ込められるのか、実験です!

ミツロウには、濃淡はありますが、黄色の色があります。その黄色が邪魔するのではないかと思い、太陽に長時間晒されることによって漂白されて白くなったミツロウを使うことにしました。

取り出しておいたミツロウをさらに一度フィルターにかけて不純物を取り除きます。

そうしておいてから、落ち葉をディッピングして行きます。

さぁ、いかに!?

おおおっ!?ミツロウがあまりつきすぎたままだと、そこにロウが溜まって白くなってしまうのですが、よーくミツロウを振るい落として薄く付くようにすると、うっすら白いミツロウがコーティングされることによって、落ち葉の色がクリーミーな色になったような気がします。

結構、綺麗に仕上がりました〜!!

富良野の秋、蜜蝋キャンドル手作り体験で使いたいと思いますよ〜!